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備前焼大茶会
現代流茶会
岡倉天心がアメリカで『THE BOOK OF TEA』(邦題:『茶の本』)を出版した際岡倉は、欧米人にとっての「茶道」への近似体験として「ティーパーティでのホストの心遣い」を挙げ理解を促しています。
現代流茶会として今回ご紹介する「極上手揉み煎茶会・紅茶会・中国茶会・インテリアデザイナーやフードコーディネーターが提案する茶会」なども、使用する茶の種類や形は違いますが、ホスト(亭主)とお客様との精神交流を重視する点では「伝統的な茶の湯」と同じコンセプトを持つと言えます。世界がグローバル化し、日本のライフスタイルが欧米化する中、伝統的な茶の湯の心を、現代日本のスタイルに取り入れる茶会について考えていきます。日本ではあらゆるスタイルの茶会を通じて、心の交流が行われています。今回の茶会をご体験いただくことで、主客がお互いに尊重し合うことにより生まれる心地よい時間と空間、亭主として客をおもてなしすることの楽しさや魅力などを感じていただきければ幸いです。
現代流茶会 開催する茶席 デザイナーズ茶会フードコーディネーター茶会紅茶会
中国茶会極上手揉み煎茶会
デザイナーズ茶会「備前焼と大正ロマン」 インテリアデザイナー 竹内由美 大正ロマンといえば、戦前の古きよき時代…備前焼にとっても若き金重陶陽が桃山風の表情豊かな備前焼の復興を目指し、果敢に挑んでいた頃の大変重要な時代といえます。文化芸術に夢があり、西洋と東洋が渾然とし、独特な活気と色気のあったこの時期に、もし庶民の茶会が開かれたとしたら?…をイメージし、当時流行したコーヒーと共に、備前焼の豊かな魅力を感じていただけたらと思います。自由で気楽な茶会にしたいと思っています。
友達の家に遊びに来たような心持ちで、懐かしくも現代的な茶をどうぞお楽しみください。
プロフィール
オークヴィレッジ(株)、(株)乃村工藝社など勤務を経た後、2007年、インテリアデザイン事務所YAEを設立。
日本が培ってきた感性を敬いつつ、時代にあった提案をすることを心掛けています
フードコーディネーター茶会 「フードコーディネーターによる和フタヌーンティーのすすめ」フードコーディネーター 根岸絹恵 フードコーディネーターによる「備前焼&そば」をコラボした和フタヌーンティー(和風アフタヌーンティー)のすすめ。「ナチュラル」「ヘルシー」というトレンドがぴったりな備前焼を使って「ほっとなごんで楽しくお茶できる女子茶会」を提案します。香ばしい「そば茶」と「そば粉スイーツ」のメニューコーディネイト、準備、作り方、入れ方のポイントと、備前焼をキュートに見せるテーブルセッティングを披露させていただきます。和フタヌーンティーメニューは、そば粉パンの塩麹サンドイッチ、そば粉スコーン、そば粉クレープロール、そば粉クッキー等を予定。
プロフィール
大学で、和裁と小原流華道を学びながら、デザイン学校へ、編集・デザイナーを10年、その後フードコーディネーターに転身。食品メーカーの販促、料理ページなどの企画、制作を行う。1995年より国立に「西洋料理研究家・川上すみよ」先生とアントンカールを開き、テーブルコーディネイト、フラワーアレンジメント、アフタヌーンティー等の教室を主宰、食器輸入販売、ケータリング等も行う。レコールバンタン講師。
紅茶会「アフタヌーンティーのおもてなし」 日本紅茶協会認定シニアティーインストラクター 太田ますみ 紅茶を優雅に楽しむ「アフタヌーンティー」は、19世紀にイギリスの生活文化として生まれました。現在も、時代と共に形を変えながら人々に愛され続けています。ていねいに淹れた紅茶でくつろぐひととき。心にも体にも優しい時間が流れていきます。いろいろな種類がある紅茶を、それぞれの香味・特徴を知り生活のシーンに合わせて楽しみたいものです。今回は備前焼を使い、和のテイストを取り入れたアフタヌーンティーのおもてなしをご紹介いたします。
プロフィール
日本ティーインストラクター会顧問・学習院生涯学習センター講師・(株)ティージュ ティークリエーターズアカデミー講師・「太田ますみティータイムレッスン」開催(自由が丘)・各国在日大使館で日本紅茶協会主催の“文化と紅茶を楽しむ会”や、カルチャーセンター・イベント、企業の社員教育などで講師を務める。
「おいしい紅茶 ティータイム・ブック」大泉書店 共著・「世界・お茶の基本」プラザ出版 共著
中国茶会 日本中国茶普及協会認定 上級インストラクター 東塚洋子 「日本中国茶普及協会は、中国茶の美味しさ楽しさを一人でも多くの方に伝え、中国茶を始点とした文化・歴史等々に広がる世界に触れていただきたいと考えています。中国茶の楽しみのひとつに、心地よい空間で香り高いお茶を人々と分かち合いつつ味わう、くつろぎのひとときがあります。うわぐすりを使わない備前焼は素朴でどこか懐かしく、窯変の美しさは時に繊細です。手づくりの魅力あふれる備前焼と、とびきり美味しくて芳しい香りの中国茶の魅力に触れるくつろぎのひととき、ご一緒しませんか。」
プロフィール
学習院大学経済学部経営学科を卒業。在学中にミス日本関東地区代表に選出されたことをきっかけにノーカロリーで健康な飲み物としてお茶に親しむようになる。保険会社勤務を経て、夫の赴任で中国に3年滞在。その間、中国茶および点心、薬膳などを学ぶ。現在、練馬区の自宅を中心とした中国茶サロン「ShanghaiTeaParty」を主宰
中華人民共和国労働和社会保障部 認定 高級評茶員/高級茶藝師
極上手揉み煎茶会「日本一の手もみ茶茶会」 全国手もみ茶振興会理事 比留間嘉章 完全手作りの極上手もみ茶は、その生産量の少なさから市場には流通せず芸術品と評され、その存在自体を知らない人も多いという、とても希少な茶です。その中でも今回使用する茶は唯一最高の舞台である全国手もみ茶品評会に出品され満点を獲得した茶で、地球上にわずか300gしか存在しない究極の茶。江戸時代中期に開発された青製煎茶から3世紀近くの時をかけ進化し続けてきた、匠の技が凝縮した茶を体験できるたいへん貴重な機会です。自ら極上手もみ茶を作り、その淹れ方を誰よりも熟知した極茶人が甘露のひとしずくを提供いたします。
プロフィール
農林水産大臣賞受賞5回、全国手もみ茶品評会1等賞9回入賞、日本一の手もみ茶7年連続落札。
埼玉県手揉茶保存会長、日本茶インストラクター