伊勢﨑 紳 (いせざき しん)

  陶印

1965(昭和40)年、備前市伊部生まれ

<プロフィール>
 伊勢﨑満の次男。1989(平成元)年から父のもとで技法を学び、1999(平成11)年に自らの窯を築いて独立、初窯を出す。
 緋襷の技法を生かした作品を多く手掛ける。
 成形はろくろや叩き技法により、作品によって登窯、穴窯、塩窯を使い分けてさまざまな焼成方法を試みる。
 作品の形に合った焼成を大切に、今後は時代を超越し続ける新鮮な作品を試みたいという。
 花を育てることが趣味。

<受賞歴>
 日本伝統工芸中国支部展 岡山県知事賞・山陽新聞社賞・奨励賞 ほか、日本伝統工芸展 日本工芸会奨励賞・入選、
 茶の湯の造形展 奨励賞、岡山県美術展 県展特別賞・県展賞 ほか、日本陶芸展 入選 など

(「備前焼 作家・窯元名鑑」 山陽新聞社 2011 より引用)